その日暮らしの記
ぼやき日記

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あい、しー?

 大分前から購入するするといっていたICカード定期券とやらに、やっとこ切り替える。しかし、私の最寄り駅からでは結局一枚でまとめることができず、SUICA・PASMO2枚組みという編成に。一枚減っただけじゃん。普通の定期いれは使えないしよ。もう全国一枚でまとめておくれ。この利権が何処に流れているか知らんけど。
 まつもと剛志「まじかるストロベリィ」6巻を購入。意外と連載時には「延命策?」と思われた新キャラが、まとめて読むと違和感がない不思議。でもまあそろそろまとめに入ってもいいようないいような。地道にそれぞれのキャラの背景とか人物設定とかを育んできているだけに、最期にパッと大輪を咲かせてもらいたいものです(苦しいまとめ)。
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テスト企画

 このところ長く続いた某プライベートなトラブルが、やっとこ一段落つきそうな按配。「ヘンリー・スレッサーズ・ミステリ・マガジン」の方もほぼ先が見えてきたことでもあるし、放置気味の各コンテンツの見直しや、備忘録兼新企画をなんかできないかなと、あれこれ試行錯誤。というわけでとりあえず「ヒッチコックマガジン」の掲載作の紹介をやってみよーかなーと。C・B・ギルフォードやD・ホーニグやH・ニールスンといった同誌の常連で日本で短編集の編まれていない作家も結構いるので、個人的にも興味はあるし資料的にも悪くないと思ったりもして。ともあれmixiがこのところ開店休業状態なのでそこではじめて、ある程度の量がたまるか負担にならないか飽きないことがわかれば、こっちのコンテンツかブログに移行しようかなと。それよりもお前もっと宣伝しろとか文章の書き方も考えろとかいわれそうだが。まあ自分が楽しいのが一番じゃないかなとも思うわけで。まあすみませんが、ちょっとお付き合い願います。

雨の日だからミステリ映画を観よう

 と言うわけではないのだが、新旧ミステリ映画を鑑賞。
 まずは「張込み」。松本清張の同名短編を松竹が映画化した作品。原作は淡々とした描写が印象深い名短編だが、映画版はそこに当時の風景や生活感をリアルに盛り込んだ傑作。有名なタイトルが出るまでの、夏のさなかに横浜から佐賀までの長時間での列車移動のシーンもさることながら、大いなる希望を抱いて東京に出てきた犯人が夢破れて職を転々としながら落ちぶれていく様を、彼が働いてきたその職場やそこに働いている人々に聞き込みすることで、丹念に描いている場面がすばらしい。ただ、ひとつだけ難を言えば、その犯人や恋人に共感させるために掘り下げたと思われる主人公の刑事のエピソードが、逆にちと蛇足めいているように見えること。そのせいでラストの無常観ややるせなさを感じさせる彼のモノローグが、原作ほど生きていなかったように思える。脇役陣は皆味があっていいのになあ。
 続いて「犬神家の一族」。角川映画第一弾として、また横溝正史の金田一耕助像を決定的なものにした作品として今なお語り継がれる大作を、監督の市川崑自身がそのままリメイクしたことで話題になった作品。知人からは「そのまんまだから」と言われていたのだが、ホントそのまんまだったとわ。しかしこちらは「リアル」とはかけ離れた作品となっていた。オリジナルをなぞった部分にその傾向がやっぱり強く、個人的に楽しめたのはオリジナルにはない場面や、同じ場面でもその役を自家薬籠中にして俳優が見せてくれた場面。やっぱり新作の方が良かったのでは、とは思う。最初は「本陣殺人事件」があったみたいだが、あれは人があんまり死なない(笑)から没になったとか。だったら映画化されていない「仮面舞踏会」(人はいっぱい死ぬし、犯人は……だし)とか、「黒と白」(現代の団地に現れる金田一耕助のシュールさよ)とか「夜歩く」(○○○男のすげ替えトリックが光るキ○○イ屋敷の連続殺人!)とかとか。オリジナル版「犬神家の一族」がもたらした呪縛をそろそろ解き放っても良いとは思うのだが。

SFの夜

 ETV特集「21世紀を夢見た日々~日本SFの50年~」を観る。現代のオタク文化の源流を求めて、貴重なインタビューや当時の映像を交え、日本SF創世記に活躍したSF作家たちの幅広い活動とその息吹をたどったドキュメンタリー番組。既知のこと半分、未知だったこと半分だったが、題材への掘り下げの浅さ・荒さが気になる番組だった。何より司会の二人がSFに対する愛情も憧憬も希薄だったのが痛い。一人ぐらい「今の」SF者がいても良かったのでは?とも思うし、70年代後半~90年代をすっ飛ばして今のオタクに結び付けようと言うのも、無理な話ではある(「スター・ウォーズ」とか、ジュブナイルとラノベをつなぐソノラマやコバルト各文庫の存在とか)。終盤近くになって「ディティールに凝る」という結構重要なキーワードが出てくるのだが、そこもあっさりスルーしてしまうのもなんともかんとも。
 というわけで、年代・ジャンルをもちっと細分化した続編を期待したりなんだり。タイトルは福島正実の短編集から。

自宅待機

 して映画「エコール」を観る。何処かの人里はなれた森の中。そこに棺おけに入れられて一人の少女が運ばれてくる。運ばれた先には年の違う何人かの別の少女たちが暮らしていた。そこは寄宿学校のような所であり、少女は自然の摂理やダンスを学んで、ある年齢に達するまで下界と遮断した生活を送ることになるのだという。生き別れた弟のことを気にしながら、幼い少女はその秘密の多い異空間での毎日に慣れ親しむようになるのだが……というストーリー。冒頭からちとやばめのシーンが頻発するが、性的なニュアンスを意図した作りはされていない。物語の中の多くの疑問や謎に関しても、明確な答えは出てこない。よく言えば、こちらの見方を試されているような印象を受ける。ラスト近く、「舞台」に立つ最年長の少女に向かって「ブラボー」と言う掛け声と共に花を一輪投げ込む観客の姿が、自分と重なり合うかのようだ。あなたはどんな想いでこの映画を観ることになるだろうか。

 というわけで、続きはその予告編。まあ、これを観ればだいたいの想像もつくだろうが、それはある意味自分の思惑も映し出してしまうのでご用心ご用心。

ゴセシケ

 レイモンド・F・ジョーンズ「合成怪物」(別題「合成怪物のはんらん」)を読む。一部の人たちの幼少時に、大きなトラウマを植えつけたSF小説の決定版。亡くなった人間の脳を使用した「人工頭脳」により、政治や経済などの政府の中枢が管理運営されている未来世界。その研究に携わっていたジョンは新婚旅行の途中で事故にあい、自らもその「人工頭脳」の一角に組み込まれてしまう。彼はそのセンターが一部の要人によって悪用されていること、自分を含めた多くの科学者たちが「人工頭脳」への利用のために暗殺されたことを知る。ジョンは真相を公表すべく、脳波によって動かすことのできる生命体、「合成神経細胞群塊」-略して「ゴセシケ」を使って行動を開始するのだが……という物語。冒頭から主人公夫婦の事故の場面から始まり、彼らにからむ人間たちが次々と殺されたり精神病院に送られたりとかなり暗い展開が続く。しかしそれでありながら、巨大な組織や権力に自らの知恵と勇気をもって対峙していく彼らの姿には胸を打たれるものがある。そして決してハッピーエンドとはいえないラストを迎えてもさわやかな読後感をもたらしてくれるのは、ある意味「理想の達成」を示してくれているからだろう。昔のSFは暗い現実の世界の中でも、常に明るい未来への道しるべを見せてくれていたんだなと実感。

いつかの

 田中圭一X唐沢なをきの対談に、とり・みきも来ていたらしいことを今頃になって知る。ぜんぜん気づきませんでしたわ。結構後半のお絵かきのネタばらしていたけど、いいのかな。
 A・H・Z・カー「誰でもない男の裁判 」をやっと読了。うおお、凄すぎる。特に冒頭の三篇(「黒い子猫」「虎よ!虎よ!」「誰でもない男の裁判」)で完全にKO。アイデアやあらすじだけを聞いていると、もっと単純な話と思いきや見事にそれが裏切られ、こちらの予想を遥かに超えたところに着地する。しかもその転換が突発的ではなく、論理的かつ地道な描写の積み重ねによって生まれている点にも舌を巻く。他の収録作もどれも水準が高く、純然たる本格物からリドルストーリー、さらにはコメディに加えてラブロマンスもありという八面六臂の大活躍。なんでここまで面白い作家の作品集が今まで編まれなかったのか不思議でならない。いまさらながら超オススメ。

切腹といえば

 (確か)きむらひでふみの漫画で「サムライブレード」(タイトルうろおぼえ)というのがあって、気の弱い主人公が「切腹!」と言って実際に腹をかっさばくと無敵のヒーローに変身し、敵を倒すときは当然「介錯!」と言って真っ向両断にしてしまうという……。くだんの試合(私は未見)のネタであちこち盛り上がっているところを見ていて、私の頭に真っ先に浮かんだのがこの作品だったとさ。ちゃんちゃん。

浮世の憂さ晴らし

 3連休の最終日。相変わらず気分は低飛行の中、あの「おかげ様ブラザース」の復活ライブに出かける。ライブハウスに出かけるのは久々だし、ずっと立ち見というのも初めてだし、場所は原宿だしと気のめいる要素がバリバリだったのだが……ライブが始まってしまえばそんな暗雲は皆吹き飛んだです。ホント行って良かった。メンバーも客も、いいおっちゃんおばちゃん(笑)であるにもかかわらず、バカやって笑って大騒ぎして。明日の筋肉痛も忘れて(笑)堪能しました。DVDは売り切れだったけど、CD買っちゃいましたよ。金ないのに(笑)。
 なんか他にもいろいろ書こうと思ったけれど、続きはどんなバンドか興味のある人だけ。

再開すると

 言った途端に暗転するむなしさよ。


 ウィリアム・アイリッシュ「黒いカーテン」を読む。ふとしたことから記憶喪失から回復した主人公。3年ぶりに自宅へ戻り、妻と再会し職場にも復帰してかつての日常生活が戻ってきたように思えたのだが、彼を付けねらう怪しい男の存在が暗い影を落とす。それは彼が記憶をなくしていた3年間の出来事に何か関係があるようだ。主人公はついに実力行使に出たその男の手を逃れ、過去を求める旅にでるのだが……というストーリー。アイリッシュ(実はウールリッチ名義)の長編は「幻の女」ぐらいしか読んでいなかったのだが、「ヒチコック・サスペンス」でも取り上げられていたので、やっとこ読み終える。まあ確かにややご都合主義的な展開もあるが、謎の男の意外な正体や、主人公の立場が次第に判明してくるにしたがって俄然面白くなってくる。しかもサスペンスと思いきや、ラストでミステリでしっかり〆てくれるあたりは結構うならされてしまった。伊達に晩年になっても「一滴の血」とか書くだけのことはあると、一人で納得したりして。ハヤカワから出ている伝記も読んでみるかな。

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