その日暮らしの記
ぼやき日記

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放射能X

 昨日は同僚の送別会で久々に飲み事。まあ、表でも裏でもあれこれぐちゃぐちゃな情報が飛び交いましたのことよ。酔っ払いの介抱も久々だったが、そんな酔っ払いのたわごとにいちいち反応する人も、なんだかなあという感じ。
 DVDで「放射能X」を鑑賞。ニューメキシコ州の砂漠。そこに幼い少女が一人さまよっていた。地元の保安官が少女を保護するのだが、彼女は何か強いショックを受けたらしく、こちらの問いかけにも何一つ反応しないままだった。やがて少女はキャンピングカーで家族旅行に来ていたFBIの一家のひとりであることが判明するが、そのキャンピングカーは何者かによってひどく破壊された状態で発見される。やがて同様の事件が頻発するにいたり、警察はFBIに協力を要請することとなる。そしてFBIからは何故か著名な生物学者が派遣されてくることになるのだが……というストーリー。砂漠の中を歩く少女の姿から始まり、部分部分で小出しにされる謎の数々、登場人物たちも見ているこちらも痺れをきらしたあたりで一気にその全形を現す巨大怪物! 見せ所やこちらのツボを知り尽くした展開に思わず引き込まれてしまう。あえてモデルアニメを使わず、実物大の巨大アリによるライブアクションとした点も効果絶大。個性ある登場人物も魅力的だし、何気に観光スポットを襲うというお約束も(先日観た「激走!5000キロ」でもラストに出てくる地下水路の前でカーチェイスをしていたな)。さすが巨大怪物映画の古典と言われるだけのことはある。アイデアとセンスとエンターテインメント性に優れた佳作だと思う。
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フロスト気質(かたぎ)

 を一気に読了。休暇中にたまたまデントン署に立ち寄ったわれらがフロスト警部。ところがこれがいつものツキに見放された毎日のはじまりであった。ゴミ袋に包まれた少年の死体。幼児を傷つける謎の刺傷犯。全裸で開放された少女の誘拐事件。腐乱化した犯罪者、etc。こののっぴきならない「ハード」な毎日に終わりはくるのだろうか……というストーリー。上下巻・900ページも及ぶ大長編なのだが、ちっとも飽きることなく、というか目をはなすことが出来ずに読み終えてしまった。そこはやっぱりフロストをはじめとするキャラの魅力、そして彼らのやり取りのテンポのよさ、サスペンスの盛り上げ方のうまさによるものだろう。だからといって単なる荒唐無稽な話に陥ることなく、現代(といっても舞台はもう十年以上前の話になるのだが)のダークサイドな部分もきっちり描ききっているという点もすごいことだと思う。英国的リアリズムとユーモアが程なくブレンドされた傑作。長編はあと二作か……。早く読みたくもあり、まだまだ読みたくもなし……。ヒジョーに複雑な心境であります。


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恐竜・怪鳥の伝説

 をDVDで鑑賞。1977年夏。北海道ではこの季節に大雪を記録するなど、世界各地では数多くの異常気象が伝えられていた。そんな中、富士の樹海で遭難した女性が謎の巨大な卵を目撃したというニュースが放送される。その番組を偶然見た主人公の芹沢は調査のため現地に向かう。彼は嘱託先の企業のために、注目を集めやすく宣伝になりやすい研究や発見を嗅ぎつけては、高値で売りつけるといブローカーまがいの似非学者なのだが、実は彼の父は古代恐竜の生存説を唱えて学会を追放された著名な生物学者であり、その父の汚名を晴らすべくその研究を引き継いで活動するための資金を稼いでいたのである。この事件は父親の説の重要な裏づけとなるのではないか、そう考えた芹沢だったが、見事その予感は的中する。富士五湖のひとつ「西湖」の水面には、巨大なプレシオザウルスの姿が浮かび上がってきて……というストーリー。
 実は劇場でこの映画を封切りのときに観ている(当然同時上映の「ドカベン」も(笑))。その後、何どかTVで観ているはずなのだが、今回観直して見て、かなりのテンポの悪さに愕然としてしまう。こんなにたるかったっけ? 思うに一番のネックは、メインの恐竜らの登場まで時間をかけすぎている点ではないか。何しろプレシオザウルスがその全身を現すまで約40分、ランフォリンクスにいたってはその活躍場面まで75分もかかっているのである(92分の映画なのに)。せっかく当時の動物パニックものを意識した残酷描写や、モンスター映画にありがちなお約束場面(部屋にいる犠牲者の背後の窓に怪物が現れて、観客は気がついているのに当人は気がつかないというドリフ状態)も用意しているというのに、肝心の恐竜の活躍をもっと前面に押し出さないとは。非常にもったいないことでげす。いろんな意味で中途半端でカルトになり損ねた珍作というべきか。うーむ。

アリス・スイート・アリス

 ブルック・シールズの映画デビュー作である「Alice, Sweet Alice(1977)」を鑑賞。女手ひとつで二人の姉妹を育てているキャサリンには悩みがあった。妹のほうのカレン(ブルック・シールズ演)は美人で素直でいい子なのだが、姉のアリスは愛想もなく反抗的でたちの悪いいたずらを繰り返す問題児なのだ。彼女としてはどちらも平等に愛しているつもりなのだが、まわりは当然のごとくカレンをちやほやし、そのことによってますますアリスの奇行が目立つことになってしまう。そんなある日、教会で聖餐式が行われることになり、式に参加したカレンが何者かに絞め殺されるという痛ましい事件が発生する。現場近くに姿を現したアリスの手には、何故かカレンの白いベールが握られていた。事件はこの一件だけで収まらず、奇妙な傷害事件が次々と起こっていく。そしてそのたびに目撃される黄色いコートと仮面をつけた少女の姿。それはアリスがいたずらをするときに好んでまとういでたちにそっくりであった。果たして犯人はアリスなのか。それとも……? 
 これを撮った監督がはっきりと「悪い種子」や「赤い影」の影響を受けて作ったと断言しているし、音楽は「サイコ」(ナイフを使うシーンが多いのも関連しているか)を模したものでもある。ストーリーも設定も決して目新しいものではないのだが、全編を通して繰り広げられる奇妙なアングルやカットバックの多種多様ぶりが、観ているこちらを常に不安にさせて、目を離すことができない。そしてそれぞれの殺人場面は、スプラッタ映画に見慣れた目から見てもかなりショッキングなものとしてうつるし、さらには不気味で不条理なラストも衝撃的だ。魅せ方とこだわりをもって、傑作にのし上がった作品だと思う。アメリカではリメイクの噂も出ているとか。ぜひとも日本語版DVDも発売希望。

いろいろ雑記

 パトリック・マクグーハン死去。享年80歳。まあいうまでもなく、「プリズナーNo.6」なわけなのだが、個人的には「刑事コロンボ」で監督兼犯人役で出ていたことの方が印象深い。P・フォークもそうだけど、役者であることや演技をすることにプライドとこだわりを持った人だったと思う。最近は海外でも日本でもTVドラマ全盛期にメインを張っていた俳優と、最近のお手軽俳優との間の演技や見栄えに隔世の感ばかり感じてしまうのだが、結局はそこに理由があるように思えてならない。とにもかくにも、合掌。
 トラッシュ・カルチャー・マガジン「TRUSH-UP」第二号を購入。今号より季刊になるようで、amazonでも取り扱われていたことに驚く。しかし内容のほうは、一号のときと比べさらに薄くなっているようにも思えるのだが。なんかこう内輪だけで騒いでいるだけ、というか。これを読んで「もっともっとクズビデオをあさり続けるぜ!」とか「今度は俺たちがクリスピン・クローヴァーを呼ぶんだぜ!」とか考える人はいないんだろうなー(え、そういう雑誌じゃない?)。

激走!5000キロ

 を鑑賞。残念ながら字幕なし吹き替えなしの代物であるのだが、「月曜ロードショー」で何度も観ていたお気に入りの一本だけに、覚えていた場面・忘れていたがすぐに思い出した場面・「キャノンボール」と混同していた場面など(笑)が次々と現れて、時をたつのを忘れてしまいましたのことよ。退屈な会議に飽き飽きしていた若手社長が、その最中にとある男へ電話をかける。相手にはたった一言-「ガンボール」。そう、今年もNYからLAへの大陸横断行動レース「ガンボール・ラリー」が開催されるのである。早速アメリカ中のカーキチ(死語)たちが集まってくるのだが、そんな彼らを捕まえるべく、ロスコー警部をはじめとする警察の面々も姿を見せてきて……というストーリー。とはいえストーリーはあってなきようなもの。それぞれのドライバーたちがレース中に繰り広げるドタバタエピソードが幾重にも重ねられていくだけだ。それでも人は死なないし、どのエピソードも馬鹿馬鹿しいものばかりなので、こちらもずっとニヤニヤしどうし。原案・監督のチャック・ベイルはスタントマン出身で、車に関してもかなり精通しているらしく、それぞれの車にもきっちり見せ場を用意してくれている。作り手たちもほんとに楽しんでいるのがわかりますな。個人的なお気に入りはやっぱり敵役のロスコー。自身のテーマ曲(笑)に乗って毎回わなを仕掛けながら、そのつど見事に裏をかかれる始末。それでいてラストできっちり一矢報いるあたりは拍手喝さいものであります。日本語吹替込みのDVDボックス化を切に希望。

永遠につながれて

 久しく観ていなかった「Cult Classics 20 Movie Pack」の中から「Chained for Life」を鑑賞。シャム双生児の姉妹として有名なヒルトン姉妹(パリスにあらず)が出演した、エクスプロイテーション映画。冒頭、一人の裁判官が観客たちにある事件について話をはじめる。その事件はこれまで前例がなく、またこれからも起こりうる可能性も考えられないものであった。シャム双生児のヴォードビリアン、ハミルトン姉妹の一人ドロシーが、曲芸師アンドレと恋に落ちた。まわりはこの恋愛を祝福するが、姉妹の片割れのヴィヴィアンは複雑な思いであった。実は彼は名うてのプレイボーイであり、助手のレニーとも深い関係だったのである。あくまで彼の狙いは姉妹の所有する財産だけだった。結局、ドロシーとアンドレの結婚は裁判所に違法と差し止められてしまうのだが、アンドレがまだレニーとの関係を続けていることを知ったヴィヴィアンはついに彼を射殺してしまい……というストーリー。ヒルトン姉妹の自伝的要素をふんだんに含んだ大真面目な物語なのだが、なんともこちらが複雑な気分にさせられる代物。おそらく彼女らの芸のひとつでもある、その「愛くるしい」歌声が聞けるだけでも価値があるとは思うが、すでに齢40を超え没落街道まっしぐらだったその容姿は観ていてなんとも痛々しい。また途中、夢の中でドロシーが一人だけで(鎖を解き放って)歌い踊りラブシーンを(代役が)演じる場面もあり、これまたなんとも身につまされてしまう。逆に大いに開き直ってドタバタコメディにしてくれたほうが、まだ救いがあったかもしれない。ラストで困惑した顔でアップになる裁判官の表情は、観ているこちらの表情とまさしくオーバーラップされてしまうのでした。「真面目な」エクスプロイテーションほど始末に負えないという教訓、でしたとさ。ちゃんちゃん。

キサラギ

 寒いと布団からでられませんえん。
 DVDで「キサラギ」を鑑賞。謎の自殺を遂げたマイナーアイドルの一周忌の追悼式に集まった5人のオタクたち。まあオタクならではの痛いコレクションの披露会など、和気藹々に式は進んでいたのだが、そのうちの一人が「彼女は自殺なんかじゃない、殺されたんだ!」と言い出したために、場の雰囲気はがらりと変わってしまう。やがて推理が進んでいくにつれ、実は彼らは単なるファンではなく、何らかの形でそのアイドルと深いかかわりを持っていたことが判明していくのだが……というストーリー。元は舞台劇の密室ディスカッションドラマで、ミステリファンの間でもかなり評判がよかったもの。硬軟強弱織り交ぜながら、その実決め細やかに配された複線とその処理の見事さに舌を巻く。ミステリ映画によくありがちな、アンフェアな映像の嘘も見受けられなかったし、「映画」としての出来も悪くない。何より、登場人物たちとともに観ているこちらも納得できる、さわやかな終わり方がよいです。近々舞台版が再演されるようなので、出来ればこちらも見に行きたいなあ。

仕事始め

 …でした。まあ少し、先年のアレが引きづった感じではあるのですが。
 とまれ、今年もよろしくお願いいたします。

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