その日暮らしの記
ぼやき日記

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死に風に向う乳母車

 今日は久々に休日出勤。昼過ぎに終わる予定が、結局夕刻までかかってしまう。いろいろ買い物の予定もあったのだが、早いとこ家にかえってごろごろすることを最優先といたしました。
 「子連れ狼 死に風に向う乳母車」を鑑賞。劇場版シリーズ第三作。今回は裏柳生の刺客は表立っては登場せず、拝親子にかかわる男と女にスポットが当てられている。加藤剛演じる男は渡り徒士(藩が参勤交代の際に体裁を整えるため集める浪人のこと)に身を落としながら、「真の武士とは何か」を絶えず問い続ける孤高の侍。浜木綿子演じる女はとある藩の筆頭家老の娘でありながら、双子のためやくざの家に里子に出されてしまった女侠客。このシリーズは敵役脇役にいたるまでどれも皆キャラたちまくりなのだが、その中でも彼らの威風堂々ぶりに圧倒される。ラストの意地と誇りと名誉をかけた男との対決、そしてそれを見てすべてを捨てて一刀の後を追いかけようとかけだす女。90分足らずの物語の中で、これほど熱く心に響く姿を魅せてくれた映画は観たことがない。一部で話題の「ぶりぶり」や主題歌のすごさは吹き飛んでしまいましたのことです。やっぱり実際に観てみないとわからないことは多いですな。
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つぶやき

 先日ここでも書いた今度の衆院選に立候補を表明していた先輩だが、どうやら出馬を取りやめたらいい。なんでも「供託金を用意できなかった」とのこと。やっぱりいろいろと難しいのだなあ。一度じっくり今度の件も含めて話をしたいのだが。素面の時に(笑)。
 ウィル・フェレルが主演した「Land of the Lost」の劇場版が「マーシャル博士の恐竜ランド」というタイトルで、来月日本でも劇場公開されるらしい。「俺たち~」とかなんとか適当な邦題でビデオスルーだとばかり思っていたので、まずはめでたい(よな)。しかし、思いっきり家族向け映画として売ろうとしていてなんともかんとも(笑)。あちらではそれで大コケしているのだが。さらには日本語吹替版のやる気のなさよ。百(万)歩譲ったとして、物語やテーマと何の関係もないタレントを宣伝係に起用するのは良いとして、芝居もできなきゃイメージにもあわない人間に主役を演じさせるって、どういう神経なんだろうな。こういったタレント起用で、そこの製作会社の人間以外、それで好感度や作品の出来が上がったと考えている人を見たことも聞いたこともないのだが。なんなんでしょうねー。

アニドウ上映会

 早々に仕事を追えて中野へ。なかの芸能小劇場にて「定本でえ!『アニメーションのギャグ世界』再刊記念;アニメーション入門1:私のお気に入り3大監督!」というアニドウの上映会に行く。ここでの3大監督とは、チャック・ジョーンズ、ジョージ・パル、テックス・エイブリー(「アヴェリー」だと主催のなみきたかし氏は力説していた)。私は初参加だったのだが、アニドウとしては定期上映会の一つで、まあ定番物を集めたらしい。だが、個人的にはかなり大当たり。特にC・ジョーンズはこれまで「トムとジェリー」の失敗(まあ当人も認めているんだから良いよな)の印象が強くて、あまり評価は高くなかったのだが、なみき氏推薦の「バッグスの闘牛士 (原題 "Bully for Bugs")」とジョーンズ自身のお気に入り「華麗なる変身 (原題 "Duck Amuck")」にぶっ飛ぶ。特に後者はシュールでポップでメタフィクション、さらにはアバンギャルドでかつ本格ミステリの要素もあるという代物。一般受けはしないかもしれないが、変に偏った当方のオタク心には大いに刺激になりました。

三途の川の乳母車

 「子連れ狼」劇場版のシリーズ第二作。今回は女暗殺者集団の明石柳生一門と、裏柳生配下の忍者一族・黒鍬衆に命を狙われる拝一刀親子。さらには阿波藩より刺客依頼を受けたことで、公儀護送人・弁天来兄弟と戦うこととなる。街道で林で船上で広大な砂丘の中で、あの手この手の仕掛けや武器で襲い掛かる敵の魔の手。一刀親子は見事使命を果たすことができるのか……というストーリー。シリーズ最高傑作と呼ばれ、かのロジャー・コーマンが大絶賛し、第一作とあわせ「Shogun Assassin」のタイトルで全米公開された作品。冒頭から次々現れる荒唐無稽な敵・敵・敵の襲撃を、これまた破天荒な荒業でばったばったとなぎ倒す拝一刀の超者ぶりが圧巻。いかにも最強最悪風に登場した刺客も、ものの十数分後には無残に切り刻まれて横たわる。これが次から次へと繰り返されていき、こちらに息つく暇さえ与えない。クールでバイオレンス、シュールでポップなある意味娯楽時代劇の一つの頂点に到達した作品ではないだろうか。

花煙

 嵐は過ぎ去ったかと思っていたら、まわりは未だやむ気配が見えないようで。とりあえず、私はその被害からは逃れているようであるのですが。まあ、自転車でコケたりはしているんですけれどね。
 いのうえともこ/いののお店「花煙」という同人誌を購入。某社の若手社員の西澤くんは、子供の頃から春になるとなぜだか切なくなって、不意に涙を流してしまうことが多かった。同僚の玉井さんが、それは春に発生する「花煙」のせいだと教えてくれる。春の花が咲く時に、かすかに放出されるわずかな気体。その成分が、人をセンチメンタルな気分に変えてしまうというのだ。半信半疑の西澤くんだったが、いつしか会社の人間全員が彼よりもひどい症状になってしまったのをみて、その存在に理解を示すようになる。玉井さんはその煙の元を「始末」することで、現状を改善させることが出来ると言うのだが……というストーリー。先日のコミケとは別枠で、某所で気になって購入した、ファンタジックな短編漫画。まだまだ稚拙なところも多く見受けられるけれども、その独特な世界観やほのぼのとした絵柄、何よりキャラが個性的でしっかり地に足がついた存在として描かれているのがいい。特に頑固で素直、マイペースなのに気まぐれ、怒って泣いて呆れて悩んで、そして何より最高の笑顔を見せてくれるヒロインの玉井さんが素晴らしく良い。著者は別名で現在発売中の「まんがタイムファミリー」にもショートストーリーを発表している(井ノ上ふき『つれづれいーの』)。こちらも面白かったので、今後商業誌で継続して発表を期待しています。

コミケ終わり

 なのだが、どうも気が晴れない。思ったほど購入できなかったということもあり、体力的にも精神的にも疲労や嫌悪が先にたってしまって、なんともやな感じ。まあ理由はわかっているんですけれどね。あれやこれやで押さえ込んで来たもろもろに、ひずみが生まれているということ。財政的な安定を試みるか、創作側にたって活動を行うか。どっちもすぐに出来ないことなのでイラついているだけのこと。わがままわがまま。

 続きは購入物の一覧。

戦利品あれこれ

 はい、今日は普通の休日。だらだらしてビデオ見て掃除して洗濯する。
 「子連れ狼 子貸し腕貸しつかまつる」を鑑賞。若山富三郎主演の劇場版「子連れ狼」の第一作。柳生烈堂の野望により、公儀介錯人の座を追われた拝一刀が、その子大五郎と共に冥府魔道の道を進みながら、裏柳生一族への復讐の旅を続ける物語。本作ではさくさくとその背景を処理しながら、無法者の手を借りて御家乗っ取りを企てる某藩の企てを阻止する一刀親子の活躍を描いている。荒唐無稽なお話を肉付けするのは、登場人物の誰もが大真面目かつ徹底的にその役どころにのめりこんだ演技を行っていること、スプラッタの元祖といわれるほどのありとあらゆる残酷描写、そして何より若山富三郎の目にも止まらぬそのすばらしい殺陣だろう。これだけで昨今の(時代劇に限らず)ドラマに欠けている「説得力」(「リアリティ」といってもいい)をかもし出している。こういうところは「フィーリング」でごまかしたりしちゃいけないところだと思うのですが。この後のシリーズも一応手に入れたので、続きも期待大です。
 続きは昨日のブツについて、奇特な人だけ。

今日はコミケ

 初日と楽日に参加予定。去年まで炎天下の中長時間並んだりして、その時点で体力を使い果たしていたので、今年は午後から参加したのだが、それでも西から東への場所移動だけで人ごみと熱気に酔ってしまう。ホント年ですなあ。
 でもまあ、思わぬ発見あり期待はずれあり、ということでやっぱりそれなりに楽しみましたです。購入物件についてはいずれ。
 続きはまったく別の話。

電話ボックスにて

 昨日はちと頼まれごとで、某宅の個人PCのメンテを行う。作業自体はたいしたことではなかったのだが、過分に報酬などをいただいたりして非常に恐縮す。もう貧していますんで鈍してしまいますよー。
 「La cabina(別題 "The Telephone Box")」という短編映画を観る。1972年度のエミー賞を受賞したスペイン製のテレビドラマ。早朝公団マンションの前の公園に、作業員たちが真っ赤な電話ボックスを設置している場面から物語は始まる。やがて通勤・通学の人々が行き交い始め、息子をスクールバスに送っていった一人の中年男が、電話をかけようと件の電話ボックスに入る。ところがドアがぴったりと閉まり、そこから抜け出ることすら出来なくなってしまうのだった。彼の周りには野次馬の輪ができてしまい、男があせればあせるほど、彼らの嘲笑の的になっていく。中にはドアを開けようと手を貸してくれる人間もいるのだが、事態は少しも好転しないままだった。するとその電話ボックスを運び込んだ男たちが現れ、中年男が中に入ったままでボックスごとトラックで運び出していく。トラックは街を抜け、次第に人里離れた寂しい道を進んでいく。不安を募らせていく中の男がふと隣を見てみると、そこには同じように電話ボックスに閉じ込められた男を運ぶトラックが併走していて……というストーリー。台詞らしい台詞もなく、ただ電話ボックスに閉じ込められた男の姿を描いているだけなのだが、彼の内心の不安や恐怖、また世間や家族への思慕の念がびしびしとこちらに伝わってきて、迫りくる結末を怖れながら画面から目を離すことが出来ない。前半のユーモラスな群集たちの描写と、後半の寂れた田舎道を独走する描写の落差も秀逸。また、そんな中で迎えた結末がたんなる不条理だけで処理していない点もすばらしい(上記の同じように運ばれてきた男の末路の描写が光る)。youtubeなどで全編見れるようなので、是非とも観てもらいたい傑作。

フランクリン

 昨日は夜に映画に行こうと思っていたら、目当ての作品が早々にソールドアウトしてしまっていたために、やむなく断念いたしました。最近はずすのが多いです。しくしく。今朝ネットサーフィンしたら、あんまり評判はよろしくなかったようで、見なくて正解だったかもと自分をなぐさめています。すっぱいぶどうすっぱいぶどう。
 「フランクリン(原題 "Franklyn")」というイギリス映画を鑑賞。未来都市ミーン・ワイルに暮らすジョナサン・プリーストは、夜な夜なデスマスクのような覆面をかぶり、たった一人の自警団として悪と戦い続けていた。だが荒廃したこの街に暮らす人々の多くの心の闇に触れているうちに、彼自身も狂気の淵をさまよい始めていた。そして現代のロンドン。プリーストの孤独に共鳴するかのように、この時代にも心に傷をもった男女の姿があった。自らの自殺未遂の光景をアートとして発表しようとしているエミリア。失踪した息子を探すピーター。初恋の女性を忘れることが出来ずに、その幻を追いかけ続けるミロ。時間と空間を越えた「孤独」と「狂気」の連鎖は、やがては強大な「破滅」への道をひた走ることになるのだが……というストーリー……なのだが、うーむ、これはなんともかんとも。
 場面も画面も物語もすべて暗く、登場人物たちは皆眉間にしわを寄せたまま、ぶつぶつとモノローグを繰り返していく。ただそれがきっちりその後の展開やキモの部分に生きてくれば良いのだが、あくまで雰囲気づくりだけでしかなく、やってる当人たちだけが気分がいいという印象。そして最大の難点は、「仮面の男」プリーストの存在そのもの、といのがあまりにもひどすぎる。アメコミにしろ日本のヒーロー物にせよ、それらが培ってきたものを、思いっきり踏みにじってしまっているんだよなあ。心のないジャンル物は、どう小手先で繕っても、見るに耐えない一例だと思います。やれやれ。

5人のドクター

 社用で荷物を他の部署に送ることになって、ダンボールをまとめていたら、「そういう仕事していたんですか?」といわれてしまう。手つきがプロみたいだったとの事。ええー、ダンボールの補強や梱包なんて、皆そんなにやる機会ないんすか。
 「ドクター・フー/五人のドクター(原題 "Doctor Who / The Five Doctors")」を鑑賞。1983年に作られた20周年スペシャル番組。ドクターは5代目のピーター・デイヴィソン。タイトルどおり、彼を含めた5人のドクターが勢ぞろいすることが売りなのだが、4代目のトム・ベイカーが何故かまたドクター役をやることを拒んで、彼だけはバンクフィルムの使いまわしで登場。また初代ドクター役のウィリアム・ハートネルはこの当時すでになくなっているので、冒頭での過去の映像のみ登場し、本編ではリチャード・ハンドールが代役を務めた。
 物語はあらゆる時間と空間に存在しているそれぞれのドクターたちが、何者かの手によってタイム・ロードの星ギャリフレイに集められたことから始まり、それぞれ過去の敵役(サイバー・マン、ダーレク、マスターなど)と戦いながら、やはり過去のコンパニオンたち(サラ・ジェーン・スミスやK-9も登場)とそれぞれのドクター自身と協力して謎を解明するといった趣向。「ライダー勢ぞろい」や「仕事人大集合」のノリで楽しめる。DVDではさらに95年に放送されたスペシャル版(旧版は90分に対し新版は一部新作も追加されて101分)も収録され、オーディオ・コメンタリーやドキュメンタリー番組もあってなかなか豪華。というわけで午後からずっと楽しんでおりましたとさ。

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