その日暮らしの記
ぼやき日記

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昨日も今日も

 午後は晴れたので、いろいろまとめてその時間帯だけ、動き回る。
 「One-Eyed Monster」という低予算ホラーを鑑賞。とある雪山へやってきたポルノ映画の撮影隊。その中には伝説の巨根俳優ロン・ジェレミーもいた。しかしさすがの彼もよる年波には勝てず、若いディレクターに馬鹿にされ、自慢のイチモツも元気がない。ところが突如空からの一陣の光が彼の体を襲ったかと思うと、そのイチモツが意思を持ってロンの体を離れ、さらには撮影クルーたちを次々と襲い始めたのである! 悪天候のため下界に下りることのできなくなった撮影隊の運命や、いかに……というストーリー。いかにも低予算で合成も造型もチャチなのだが、なんとも馬鹿馬鹿しくなんとも楽しんで作っているのがこちらに伝わって来る作品。ロン・ジェレミーやヴェロニカ・ハート(50歳越え!)らの扱いも、ちゃんと見せ場も用意されていて、リスペクトを持って演出していることがわかる。脇役陣もいい面構えばかりそろっているし、テンポもよくて意外なオチもきっちり決まっている。個人的にはなかなかの佳作ではないだろうかと思う(ちなみにタイトルは男性自身をあらわすスラング)。舞台設定が舞台設定だけに、万人に勧める、ということは難しいけれども、日本語版も期待したい一本。
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北国の帝王

 DVDにて。1930年代のアメリカ大不況時代。失業し職と住む場所を求めて放浪する「ホーボー」という浮浪者たちがいた。彼らは移動の際には、貨物列車にこっそりただ乗りして広い国中を回っているのだが、そんな彼らの天敵ともいえる鬼車掌シャック(A・ボーグナイン)がいた。彼はホーボーを心の底から忌み嫌っており、ハンマーを武器に無賃乗車した者をこれまで10何人も殺してきたのである。そんなシャックに、ある一人の男が挑戦を挑んだ。エース・ナンバーワンという伝説のホーボー(L・マービン)である。彼はシャックの乗る貨物列車に潜み、ポートランドへの長旅へと出発するが、同時に功名心にはやる若いホーボー(K・キャラダイン)も乗り込んできて……というストーリー。名誉と誇りのために、時には汚い手を使うけれども、あくまで真っ向勝負でガチンコバトルを繰り広げる主役二人の存在感もさることながら、なんともいい面構えの男たちばかりをここまで集めたもんだと感心してしまうことしきり。こういう単純だけど「説得力」のある画作りって、最近ではなかなか見られないのではないだろうか(CGに頼ってしまうからな)。吹き替え版も収録されていて、こちらも名人芸を十二分に堪能いたしました。ちと流されぎみの気持ちに、張りを与えてくれる快作だったと思います。まあ、なんとかやっていきましょう。


北国の帝王 [DVD]北国の帝王 [DVD]
(2009/03/06)
リー・マーヴィンアーネスト・ボーグナイン

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いかんなあ

 先日(といっても一月ぐらい前だが)の休日出勤の振替として、有休をとる。週末が雨模様ということで、ぶらり中野方面へ繰り出す。出かける前は結構わくてかしていたのだが、ちょっとというかかなりハズレが多くてだんだん意気消沈してくる。いや、買おうと思えば買えるのだ。ただ、それにたいする理由付けというか、思い入れというのがこのところ希薄になってきて、つい二の足を踏んでしまう。帰省していたときは、こういうぶらぶら歩きを渇望していたはずなのに。ネットの魔力かそれとも精神力の減退が理由なのかなー。つねづね何もせず隠居したいといい続けてはいるものの、こういった無気力な老後はごめんこうむりたいものです。

たとえば、こんな話

 自分の価値観、というか論理に即さない人がいて、それでも無理やりというか、一方的(高圧的)に俺様ルールをその相手に押し付けておきながら、それを拒絶すると、相手に非があったとばかりに粘着したりする人って、どうなのかな、と思う。その時点でそんな人間の主張は、正しいか正しくないかは別にして、受け入れがたきものとなってしまうと、さらに、思うですが。
 閑話休題。
 ウォラス・ヒルディック「ブラックネルの殺人理論」を読む。イギリスからアメリカに渡ってきたブラックネル夫妻。彼らは風習の違いか生来の不器用さからか、なかなか地域に溶け込むことができないでいた。特に夫のロナルドの方はいらいらし通しで、二人の喧嘩も少なくなかった。ところが数ヶ月前から、ロナルドは人間が変わったかのように生き生きし始め、活気や明るさに満ち溢れ始める。妻のパットはそんな変化をいぶかしみながらも、前向きにその変化を受け入れていた。ところがある日、偶然彼女は夫が日記代わりにつけていたと思しきノートを読んでしまう。そこには恐るべき真実が記されていた。ロナルドは自らのストレスの抑制と平穏な精神の構築のため、社会の害となる人間たちを独自の論理をもって殺してきたのである! そのノートには関連する事件の新聞の切り抜きもあり、確かに彼の犯行をにおわせてはいるのだが……。夫は本当に殺人鬼なのか? それとも誇大妄想症なのか? パットは自らの気持ちと事実関係の整理のため、夫の記述を模写し、かつ自らの心情をつづり始めるのだが……というストーリー。ミステリマニアの中では、カルト的人気のある作品として知られ、しかも原作者は「こちらマガーク探偵団」の作者でもあるという代物……なのだが……どうにも読みづらくてしかたがなかった。主人公夫妻の性格設定がちと特殊せいか、ちっとも感情移入できないし、ちっともサスペンスが盛り上がらないのだ。『「狂っている」のは夫なのか妻なのか?』という魅力的なお膳立てを準備していても、根底となるルールがあいまいされているので、悪く言えば「なんでもあり」な状態になってしまっているのである。ラストで一応伏線のようなものも回収されるのだが、なんとももったいない形になってしまっているように思えたし……。うーむ。ちと期待値が高すぎたか。まあ私の読み取り方が浅かった、という可能性の方が高いとは思うのだが。しおしお。

暴走パニック 大激突

DVDにて鑑賞。ブラジルに渡りレストランを開くため、その資金を銀行強盗で稼ぎ続ける二人の若者(渡瀬恒彦/小林稔侍)。資金もたまり、最後の仕事として神戸の銀行を襲ったのだが、自動車事故に巻き込まれ小林稔侍が死んでしまう。身元もバレ、全国に指名手配されてしまった渡瀬恒彦は、情婦の杉本美樹を連れ、ブラジルに渡航する日まで大阪中を逃げ回る。そんな彼らを相棒のヤクザな兄(室田日出男)や無能な警官(川谷拓三)らがその行方を追い掛け回し、さらには一般市民や○HK(笑)までもを巻き込んだ大追跡劇・大カーチェイスが繰り広げられることになるのだが……というストーリー。深作欣二が「仁義なき戦い」シリーズの後に作った作品で、傑作の誉れ高い作品。観るのは2回目。前回も思ったのだが、杉本美樹の汚れっぷり・幸薄っぷりは圧巻。まあ彼女も含め、現在ではあまり描かれることのなくなった、社会の底辺にいる弱者たちの鬱屈や葛藤を、さらりとではあるが印象的に描き、ラスト近くの大暴走に説得力と事後の爽快感を与えたことが、本作を忘れがたき一本としたのではないだろうか。三谷昇や潮健児らの怪演も光る。とまれ、DVD化はまったく朗報です。


暴走パニック 大激突 [DVD]暴走パニック 大激突 [DVD]
(2010/01/21)
渡瀬恒彦杉本美樹

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晴れたので

 買い物したり掃除したり。しかし、時間と手間隙のやりくりがうまくいかず、あせる。
 「Fireball」というタイ製アクション映画を観る。刑務所から出所したばかりのタイは双子の兄タンが意識不明のまま入院していることを知る。タンは犯罪組織が運営している違法な格闘球技「ファイヤーボール」の選手だったが、タオという汚い手を使う相手に痛みつけられ、頭にひどい傷を受けてしまったのである。タイは兄の復讐と、莫大な治療費を稼ぐために、自らもその「ファイヤーボール」のチームに参加する。しかしそこは想像を絶する、危険で無秩序な何でもありの地獄が待っているのだった……というストーリー。ムエタイ+バスケットボール+ストリートファイトがミックスされた格闘シーンは圧巻の一言。まさしく"バーリトゥード"と呼ぶにふさわしい(何しろ雨天決行、武器の使用もアリアリという展開なのだ!)。もちろん細かいところを言えば、突っ込みどころ満載なのだが、友情とか信頼とか、そんなこっ恥ずかしい代物のために、ただひたむきに体を張り続ける主人公チームのメンバーの姿を見ると、そんなものは吹き飛んでしまう(また彼らがみな良い面構えをしているのだ)。「マッハ!」などで、ムエタイ・アクション映画の認知もかなり進んでいると思うので、ぜひとも日本でも公開してほしい作品であります。

雪なので

 自宅待機中。
 「Triangle」というホラー映画を鑑賞。ヨットでクルージングに出かけた男女6人組。楽しいバカンスを過ごしていたところ、突然の嵐に巻き込まれ、船は転覆。たまたまそこへ巨大な客船が通りかかったおかげで、彼らは九死に一生を得ることができたのだが、奇妙なことにその船の中には、船員も乗客も姿が見えずひっそりとしている。各々が船中を散策し始めた時、奇妙なマスクをかぶった謎の人物が、彼らを一人ずつ襲い始めて……というストーリー……と書いたが、実はこれは90分弱の映画の3分の1にあたるまで。この後はどんでん返しのつるべ打ちが待ち構えている。ホラーであり、パニック映画であり、サイコものであり、ミステリであり、SFでもあるという恐るべき作品なのである。それまでの固定観念を打ち砕く衝撃的場面が、冒頭からざんざか引かれた複線とともに、次々と解き明かされ1本の線で結ばれる展開には、まさしく手に汗握り、まさしく画面から目を離すことができない状態となっていた。太陽光や鏡を有効に使った画面構成、蓄音機などの小道具のしゃれた使い方も悪くない。個人的には今年最初のベスト作品でございます。

アイロンかけていたら

 靴下に穴が空いてしまいました。しくしく。
 「Blood and Bone」という黒人アクションムービーを鑑賞。ブラック・ムービーだけでなく、最近のアメリカ格闘アクション映画で人気を集めているマイケル・ジャイ・ホワイトが主演。刑務所を出たばかりのどこか影のある孤独な男・ボーンがLAの夜の街を舞台に、闇のストリートファイトを繰り広げながら、かつての親友の復讐とともに、地域の悪徳ボスの一団を駆逐していくというストーリー。とはいえ、なんといっても見所は、M・J・ホワイトの足技を中心としたアクションの妙技。破壊力・跳躍力・遠心力(笑)が圧巻で、思わず見とれてしまう(このあでやかな格闘術だけですべてのアクションを見せてくれれば、もっとよかったのだが)。新旧の著名な格闘家・関係者たちのゲスト出演や、個性的な脇の登場人物たちの存在感も楽しめる。娯楽映画の要素が十二分につまった快作なので、ぜひとも日本語版の発売を期待したいです。

寒い日が続きます

 みなさまお加減はいかがですか。私は…いわずもがな。
 資料漁りに都立図書館へ。今日の占いでは図書館がラッキースポットみたいなことも書かれていたのだが、まあよかったり悪かったりというところ。その後はぶらぶらと歩き回ったが、収穫、という点ではちと満足行く結果とは行かなかったかな。
 DVDで「憲兵と幽霊」を観る。一時期は幻といわれた中川信夫監督による怪談映画。部下(中山昭二)の妻(久保菜穂子)を手に入れるため、彼に濡れ衣をきせて死刑に追い込み、その後もあの手この手の極悪非道な振る舞いを続ける、波島中尉こと天知茂のキャラクターが絶品。彼と情婦の三原葉子(妖艶!)の存在感があまりにも際立っているため、他の登場人物たちの影がすっかり薄くなってしまっている。まあそのせいではないだろうが、無駄を省いたスピーディーな展開、大胆なカメラワーク、派手な銃撃アクション、そしてインパクト絶大なショック描写も織り込んで、単なるうらみつらみの復讐譚では終わらせてはいない。正味75分、いまさらながらに中川信夫の才にほれ込んでしまう一品。

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