その日暮らしの記
ぼやき日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホントにこの時期は

 風邪か花粉症かわからんのがつらいです(毎年言ってるようなきもするが)。
 「Sorority Row」というホラー映画を鑑賞。大学の女子寮を舞台に、浮気性の彼氏を懲らしめようと、ちょっとした死人のドッキリを仕掛けた仲間達。ところがその彼氏があろうことか相手の娘を本当に殺してしまい、その遺体を古井戸に隠すことになる。そしてそれから数ヵ月後、卒業パーティの準備に明け暮れる彼女達のところに、当事者しか知らないような怪しい脅迫電話や、新たなる惨劇が引き起こされるようになって……というストーリー。「スプラッター・ナイト/血塗られた女子寮」という映画のリメイクであり、80年代に流行ったスプラッタームービーの雰囲気をそのまま再現したかのような作品。というか、それだけ、といってしまってもいいようなモノ。「どこかで観た」という場面ばかりが続き、展開もオチもひねりなしと来ては、さすがになんだかなあ、という感じ。お姉ちゃん方も、ちと私の好みとはかけ離れていることもあって、なんとも残念ではありましたとさ。
続きを読む
スポンサーサイト

Alfred Hitchcock's Fireside Book of Suspense

 一月ぐらい前に海外の古本屋に注文していたものが、やっと届く。古い本なので、状態はほとんど期待していなかったのだが、パッキングもなしに、そのまま梱包されて送られてきたので、カバーがぼろぼろになっていたのがちともったいなかった(中身は問題なし)。少し前ヒッチコック劇場の原作やスレッサーの未訳の短編とかも、雑誌やアンソロジーを直接取り寄せようかと考えていて、無難なところを狙って注文してみたのだが、結果は五分五分といったところか(それでも数年前に比べれば注文の容易さは雲泥の差なのだろうが)。ちなみに本書はヒッチコックが1947年に編纂した(とされる)アンソロジーで、直訳すれば「暖炉の傍で読むサスペンス」といったところか。小説だけでなく、ラジオドラマのシナリオや(ディスクン・カー!)やノンフィクション(タイタニック!)も掲載されている様子。とりあえず目当てのところだけを読んでいこうと思っているのだが、どうなりますことやら。一応続きに収録作を載せましたので、興味のある人だけ。

浄水器を

 つけてみました。効果はおいおいと。
 「The Final」というホラー映画を鑑賞。今年のアフターダーク・ホラーフェストで上映された作品。高校卒業を間近に控えた、あるいじめられっ子達のグループが、これまでの恨みを晴らそうと、卒業記念仮装パーティの会場でいじめっ子連中を監禁。その相手一人一人に執拗な拷問を行うことになるのだが……というストーリー。アメリカの学校における厳格な身分制度(カースト制ともいう)や格差などの惨状は、アメリカ映画を観ていると、おのずと理解できるようにはなってくる。ただ、本作においては肝となる「恨み」と「復讐」の描写があまりに軽すぎる(ように見える)ため、どうにも事件を起こしたいじめられっ子側に共感を覚えるまでにはいかず、またいじめっ子側もなんとも貧弱というか弱弱しく描かれているのが気になった(コロンバイン高校事件の生き残りたちの神経の図太さを見るがいい)。ティーンエイジャーたちが抱いている心の「闇」の深さは、もっと雑然としていて、どろどろとぐちゃぐちゃとしているからこそ、それが一つの「力」となったときの衝撃はすさまじいものになると思うんですけれどね。ちと、いい子ちゃん過ぎる作品のように思えました。

墓標なき墓場

 昨日とは打って変わって自宅でゴロゴロしながら読了。数年前から再評価が高まっているハードボイルド作家・高城高の長編作品。漁船の転覆事故をスクープしながら、言われなき中傷により左遷させられた新聞記者が、数年後事件の関係者が相次いで亡くなった事を知り、改めて事件の真相を探り出そうとするのだが……というストーリー。あくまで淡々と、ドライかつシンプルに物語は進行していき、事件の真相そのものも、あっさりと提示されてしまうのだが、そこにいたるまでの昭和三十年代の北海道の猟師町のその熱気や雰囲気、そこで生きる人々の息吹が行間から十二分に感じられているので、読後はもちろん読んでいる間も心地いい気分が続いていた。この北の町そのものが、主人公と言っても過言ではないような気もする。さらに評価の高い、氏の短編作品もめちゃくちゃ期待してしまいます。


高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)
(2008/02)
高城 高

商品詳細を見る

私を地獄へ連れてって

 「イングロリアス・バスターズ」と「スペル」の二本立てを観に、高田馬場の早稲田松竹へ。ここで映画を観るのは10何年ぶりだろう。この小屋もいろいろと変遷があったようだが、ところどころで変わりなく、当時の記憶を呼び起こす風景を目の当たりにして、感慨にふけったりなぞして。
 で映画の方だが、タランティーノとライミという一癖も二癖もある職人同士の競演は、こちらの感性を大いに揺さぶってくれて楽しめた。方や戦争アクション、方やホラーという定番ジャンルでありながら、どちらも「過剰」さぶりが際立って、その型からはみ出しまくっているために、痛快さとはまるっきり間逆の立ち位置にそびえたってしまっているのがなんとも面白い(登場人物たちは誰もが感情移入しづらい奴ばかりだし)。特にラストはそのことが顕著で、一般的な感覚からするとなんとも「いやな」感じの幕切れなのだが、彼らの文法ではそれが「正しい」のであり、観ている方は意外と素直に受け入れてしまうのだ。気がつくと手のひらでもてあそばれていることかのような、このアンビバレンツな愉しさよ。しばらくはいろいろと反芻しながら楽しみたい作品たちでありました

いろいろと

 ちと思い立って、インテリアをちょこちょこそろえたりなんかしてみたりしました。ほんと、粗末なものばかりですけれどね。
 「BloodNight: The Legend of Mary Hatchet」というホラー映画を観る。80年代後半。突如として両親を惨殺した少女メアリー・ハチェット。彼女は精神病院に入院するが、そこで看守にレイプされてしまい妊娠、さらに子供は死産となってしまう。そのことがさらにメアリーの狂気に火をつけたのか、彼女はその病院の医師や患者すべてを惨殺する、町へ逃亡し、更なる殺人を繰り返すメアリーだったが、ついには警官の手で射殺されてしまうのだった。やがてそれから20年後、若者たちの間ではメアリーがその大虐殺を起こした日を「ブラッド・ナイト」という非公式の記念日にして、羽目をはずして馬鹿騒ぎを繰り広げることが流行っていた。彼らは酒やドラックを回しあい、乱痴気パーティを繰り広げていたのだが、あまりにもその騒ぎが大きくなりすぎたためか、いつしかメアリーの霊魂が蘇ったかのような事件が起こるにいたって……というストーリー。なんといっても冒頭の殺人鬼メアリーの半生がフラッシュバック形式で派手にテンポよく描かれていく展開が圧巻。しかし、これは、と思って思わず身を乗り出したのもつかのま、現代編になってからいきなりトーンダウンしてしまうのは、どういうことでありましょうか。多すぎる登場人物たちのだらだらしたパーティ場面なんて、もっと刈り込め刈り込め。このせいか、ラスト近くの再度のスラッシャー場面に至っても、冒頭のテンションまで戻っていかないのがなんともかんとも。伏線や仕掛けなどもけっこう凝っているのだが、それらもあまり生かされていない感じがした。やっぱりホラーは見せ方だよなーと痛感した次第。個人的にはちと残念な部類に入る作品でございました。

寝入りばなに

 上の方から電話がかかってきて、なんやかやでばたばたし、久々に完徹しちまったよ。結果的にはたいしたことはなくてほっとしたのだが、問題は明けの日も仕事だってことでしたな。前触れもなく、ふっと記憶が飛びまくって往生しました。
 DVDで「高校大パニック+1/880000の孤独」を観る。どちらも石井聰亙の8ミリ時代の傑作。「高校大パニック」は一応長編版も見ているのだが、8ミリ版はこんなに短い話とは思わなかった。だが、余計な部分が切り落とされ、ただひたすらに「暴発」と「狂気」が荒々しく焼き付けられた秀作。で、個人的に衝撃的だったのが同時収録の「1/880000の孤独」。「高校大パニック」の方が「暴発」した後の物語であるとすれば、こちらは「暴発」するまで、を描いた作品。どちらも根底に流れるのは、誰しもがひそかに育みながら、その存在を定義することすらできない「狂気」なのだが、それが「暴発」することによって、ある意味「爽快感」すら感じさせる「高校大パニック」と違い、ひたすら自己が抑圧されていく過程(すなわち「狂気」が膨張していく過程)がじっくりねっちりと描かれる「1/880000の孤独」のやるせなさはいかんともしがたい。そしてさらに「暴発」する相手が権力の象徴たる「大人」の「教師」である前者に対し、後者は弱者たる幼い「子供」であることの違いもあるのだろう。自身の封じ込めてしまった忘れたい過去を蘇らせたとともに、先年の秋葉原の大量殺人事件も思い浮かばせた。ホンマにたまらん傑作、だと思います。


高校大パニック+1/880000の孤独 [DVD]高校大パニック+1/880000の孤独 [DVD]
(2009/03/06)
梅津正信中村ジョー

商品詳細を見る

夢の中の恐怖

 雨続きで外にあまり出られなかったので、本作をDVDにて鑑賞。建築家のクレイグは別荘の改築の依頼を受け、週末をその依頼者の家出過ごすこととなった。ところがその邸宅近くに足を踏み入れたときから、なんとも奇妙な感覚に取り付かれ、さらに他の招待客たちを紹介されるにいたり、彼はある確信を至ることとなる。その客たちは毎晩クレイグが見る夢の登場人物たちと瓜二つだったのである。しかも彼は覚えていないのだが、その夢はいつも悪夢となって悲惨な結末を迎えてしまうのだ。その話を聞いた精神科医のストラーテン博士は一笑に付すのだが、他の客たちはクレイグの話に深い興味を抱き始める。そして理屈では割り切ることのできない、神秘的な体験は誰にでも起こりうるものだとして、自分たちのそんな体験談をおのおのが話し始めるのだが……というストーリー。クレイグ氏のエピソードを中心として、合間に他の客たちのドラマが入れ子式に挿入されるというオムニバス構成でつづられる、海外のフィルムガイドなどでは必ずベストにあげられる作品。終戦の年(1945年)に作られたものでもあるし、古典として今ではかなりズレているのではと思っていたが、なかなかどうして。超常現象や幽霊譚をテーマにした各エピソードもバラエティに飛んでいるし、クレイグ氏の夢の真相が徐々に明らかになっていく過程のサスペンスや、ついに「夢」が「現実」となるときの衝撃は筆舌に尽くし難い(まさしく「悪夢」になる瞬間!)。やっぱりホラーの醍醐味は、こういった「魅せ方」の妙技につきると思いましたのことよ。こういう作品が廉価版でフツーに見れる今って、ホントに幸せな時代なのかもしれませんなー。


夢の中の恐怖 【ベスト・ライブラリー 1500円:ホラー特集】 [DVD]夢の中の恐怖 【ベスト・ライブラリー 1500円:ホラー特集】 [DVD]
(2010/04/02)
マイケル・レッドグレーヴサリー・アン・ハウズ

商品詳細を見る
 

プロフィール

geshicchi

Author:geshicchi
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。