その日暮らしの記
ぼやき日記

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鐘がなります

 チリコンカーン。
 ……すいません、言ってみたかっただけです。
 光瀬龍「立ちどまれば・死」を読む。故朝日ソノラマが初期の頃出していたジュブナイルSFの短編集。かなり強引な展開やいささか古びた感覚のずれなどは確かにあるけれど、電車でちびちび読むつもりのところ、けっこうハマってしまって一気に読んでしまった。各編の主人公たちは、わが身に降りかかる謎や不条理に対してまっすぐにがむしゃらに立ち向かっていくのだが、黒い大きな影が彼らを、そして彼らの未来を覆ったまま、物語は終焉を迎えてしまう。物語の前半から展開部に味わう爽快感と、後半からラストにかけて漂う焦燥感と絶望感。それは60年代後半の時代背景や空気に起因していることだとは思うが、逆に考えればたとえその先に悲劇が待ち受けていようとも、斜に構えたりすべてを諦観などしないで、内にこもらず希望を持って前向きに行動することの大切さを示してくれているんだと思う。ジュブナイルってこうじゃなくっちゃなあ。最近のライトノベルって、そのあたりはどうなっているんでしょうか。
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