その日暮らしの記
ぼやき日記

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再開すると

 言った途端に暗転するむなしさよ。


 ウィリアム・アイリッシュ「黒いカーテン」を読む。ふとしたことから記憶喪失から回復した主人公。3年ぶりに自宅へ戻り、妻と再会し職場にも復帰してかつての日常生活が戻ってきたように思えたのだが、彼を付けねらう怪しい男の存在が暗い影を落とす。それは彼が記憶をなくしていた3年間の出来事に何か関係があるようだ。主人公はついに実力行使に出たその男の手を逃れ、過去を求める旅にでるのだが……というストーリー。アイリッシュ(実はウールリッチ名義)の長編は「幻の女」ぐらいしか読んでいなかったのだが、「ヒチコック・サスペンス」でも取り上げられていたので、やっとこ読み終える。まあ確かにややご都合主義的な展開もあるが、謎の男の意外な正体や、主人公の立場が次第に判明してくるにしたがって俄然面白くなってくる。しかもサスペンスと思いきや、ラストでミステリでしっかり〆てくれるあたりは結構うならされてしまった。伊達に晩年になっても「一滴の血」とか書くだけのことはあると、一人で納得したりして。ハヤカワから出ている伝記も読んでみるかな。
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ブラックブック

「氷の微笑」で知られるバーホーベン監督が久方ぶりに故国で撮った作品。実話に基づいているとのことだが、二転三転するストーリー展開に最後まで緊張感が持続。シナリオがしっかりしている映画は良い! 出演俳優の多くは日本では無名だがオランダでは実力派ばかりというこ サスペンスの感動【2007/10/08 14:35】

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