その日暮らしの記
ぼやき日記

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天気も悪けりゃ

 気分も滅入るというわけで。まあそれだけではないんですがね。いかんなあ。
 昨晩NHK放送された「星新一 ショートショート劇場」を観る。星新一のショートショートを原作に朗読劇やアニメーションで映像化したものだがちと物足らず。また60年代・70年代の時代背景をバックに、そこから見た「未来の情景」をモチーフにしたものが多く、ずれというか違和感も感じた。最近出た評伝はまだ未読なのだが、星新一を「無難な作家」としてまとめようとしている意思が働いているような気もするのは考えすぎか。今後もシリーズは続くのだろうか。
 リチャード・ハル「伯母殺し」(伯母殺人事件)読了。大戦前のイギリスの片田舎。とある屋敷で暮らしている若者エドワードは、同居している伯母の絶対的統制化の元で不自由な暮らしを送っていた。彼女や村の住人たちの態度や言動にイライラを募らせていた彼は、ついにその元凶である伯母を殺害する計画を立てるのだが……というストーリー。世間知らずで頭でっかちなエドワードの殺害計画の杜撰さやその実行時のドタバタがユーモアたっぷりに描かれており、いろんな意味で手に汗握りハラハラさせられっぱなし。ところが途中のある場面で物語が大きな変動を見せ、単なる倒叙ものと思いきや実はバリバリの本格ものであり、さらに結末に至って意外な仕掛けがあったことまで判明してしまう。なんともサービス精神たっぷりで非常に楽しめた。すっかり古典の域にある作品だが、解説にもあるとおり今日的な不変のテーマも有している点も魅力の一つなのだろう。オススメ。
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