その日暮らしの記
ぼやき日記

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谷間の休日

 外は雨。最近何かと無理やり連休にしてしまうご時世の中、飛び石休日というのも貴重かなとも思ったり。でもそれは普通に土日祝休日の人間のたわごとなのでしょう。私もすっかり普通の人になったものだ。風も強かったので、素直に自宅待機。後はいつもの感想をつらつらと。
 米澤穂信「氷菓」を読む。最近あちこちで話題のミステリ作家のデビュー作。以前にも書いたと思うが、氏の「春期限定いちごタルト事件」が個人的にいまいちだったのでちと避けていたのだが、某所でまとめて売っていたので購入したもの。なりゆきで廃部寸前の「古典部」に入部した主人公。部での活動を開始し、また同級生や友人たちとの日々の日常の中で、とある女子部員が抱えていた謎、この高校や「古典部」にもかかわり深い、33年前のある「事件」にかかわる大きな秘密が暴かれていくのだが……というストーリー。核となる真相やそれに対する複線の引き方などが、今いち舌足らずでご都合主義的な印象も強く、ミステリとして読むとやや物足りなさを感じてしまうが、小さい「謎」が判明していく過程が、大きな「事件」を解き明かす鍵となるという構成や、この物語を通して主人公やヒロインたちが人間的に成長していくことなど、まさしく「この毎日のこと惜しまない」という作中の言葉に集約されるような、「青春」ものとしての楽しさ面白さを十二分に味あわせてくれる。この後のシリーズの続きが、そしてもっと長めの話が読みたくなりました。
 廉価DVDで「ジェシー・ジェームスとフランケンシュタインの娘」を観る。人体実験を繰り返し、ヨーロッパを追われたフランケンシュタイン博士の孫にあたる兄妹。西部の田舎町で表向きは医者を開業した二人は、その町でも子供を使って実験を重ね、おかげで町はすっかりゴーストタウンになってしまう。そのころ、とある現金輸送馬車を襲撃したジェシー・ジェームスとその仲間ハンク。しかし他の仲間の裏切りにあい、ハンクが撃たれて重傷を負ってしまう。そして彼が担ぎ込まれた先は、なんとフランケンシュタイン兄妹の屋敷。屈強なハンクの体に魅せられた彼らは、彼の体を使って人造人間製造を再開するのだが……というストーリー。モンスター映画も末期になってくると、モンスター同士を競演(対決)させたり、大量に出演させたり(「5人そろえば怖さも5倍!」なんていうキャッチコピーもw)、現代や未来や宇宙や異次元に出現させたりとあの手この手を考えてくるのだが、その中に歴史上の有名人や事件と絡ませるというのがあり、これはその代表ともいえる一本。しかしなんとも低予算、なんともいい加減なつくりをみせて、観ているこちらをくらくらさせてくれる(笑)。さらに書き割りのような場面と説明台詞のオンパレードで、恐怖もアクションもどこへ行ってしまったのやら。同時上映だった「ビリー・ザ・キッドvsドラキュラ」も、かなりトンデモのようだが、これらをまとめた観た客はどんな反応をしたのだろう。まさしく「珍品」とはこの作品のためにあるような言葉かもしれない。
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コメント

フランケンシュタインの"(孫)娘”ってユニバーサル版にも出ているので、亜流作品でも結構使われるパターンだけど、マリアの野心に嫉妬して実験の妨害をする保守的なの兄との歪んだ関係は、好きだな~。
【2008/03/21 11:42】 URL | ロヒキア #-[ 編集]

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