その日暮らしの記
ぼやき日記

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出かけようにも

 こう金がなくてはな。GWでセールやらイベントやら目白押しなんだが。ふう。
 まつもと剛志「まじかるストロベリィ」7巻を読む。はからずも植物にかかわる妖精たちと暮らすこととなった大学生たちの日常を描いた4コマも7巻目。物話や登場人物たちの関係が、巻毎に微妙に進んでいくあたりが悪くない。他の進展のない4コマと比べて、読んでるこちらのイライラが少ないのは、「どいつもこいつも 良い子で困ったものね」という太刀花先生の言葉がすべてをあらわしているかも。そう、悪意のある登場人物がほとんど出てこない(出てきてもさらに戯画化されている)ので、ついつい見守りたくなるからでしょうな。うんうん。
 福満しげゆき「うちの妻ってどうでしょう?」1巻を読む。昨年からメジャー化が進んでいる作者の、まずそのきっかけとなった作品。「モーニング」よりもこちらの連載が先だったと思う。「僕」と「妻」の漫画としてのキャラがきっちりと立ってきて、「アックス」の頃の作風と比べると、やっぱりまろやかになっているのが特徴。自分語りも痛さがあまり感じられなくなっている。このまま大いにメジャーになってもらいたいです。
 桜庭一樹「少女には向かない職業」を読む。山口県下関市(!)の、本土とは近年地続きになった小さな島に住む女子中学生が主人公。彼女は学校ではひょうきん者として通っているが、家庭は崩壊寸前であり、特に漁師くずれの義父とはいさかいが耐えない。夏休みに入り、友人たちと疎遠になった彼女は、同じクラスの読書家の少女と交流を深める。互いの孤独な心が惹かれあった時、二人は自分たちに害をなす大人を殺す計画を立て始めるのだが……というストーリー。大人でもなく子供でもない、妙齢の少女の目から通した殺人物語。その少女ならではの独特の「主観」や「価値観」が、この物語のやや御都合主義的な展開をすべてカバーしている点が印象的。それでいて、所々に垣間見える、切れ味鋭いが加工されていないナイフで傷つけられるような衝撃のシーケンス。荒っぽくも煩雑なそのつくりは、ミステリとしての完成度は低いけれども、一読すれば忘れられない作品ともなった。P・ジャクソンの「乙女の祈り」もふと思い出した。万人にはオススメはできないけれども、読んで損はない一冊と思う。
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