その日暮らしの記
ぼやき日記

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永遠につながれて

 久しく観ていなかった「Cult Classics 20 Movie Pack」の中から「Chained for Life」を鑑賞。シャム双生児の姉妹として有名なヒルトン姉妹(パリスにあらず)が出演した、エクスプロイテーション映画。冒頭、一人の裁判官が観客たちにある事件について話をはじめる。その事件はこれまで前例がなく、またこれからも起こりうる可能性も考えられないものであった。シャム双生児のヴォードビリアン、ハミルトン姉妹の一人ドロシーが、曲芸師アンドレと恋に落ちた。まわりはこの恋愛を祝福するが、姉妹の片割れのヴィヴィアンは複雑な思いであった。実は彼は名うてのプレイボーイであり、助手のレニーとも深い関係だったのである。あくまで彼の狙いは姉妹の所有する財産だけだった。結局、ドロシーとアンドレの結婚は裁判所に違法と差し止められてしまうのだが、アンドレがまだレニーとの関係を続けていることを知ったヴィヴィアンはついに彼を射殺してしまい……というストーリー。ヒルトン姉妹の自伝的要素をふんだんに含んだ大真面目な物語なのだが、なんともこちらが複雑な気分にさせられる代物。おそらく彼女らの芸のひとつでもある、その「愛くるしい」歌声が聞けるだけでも価値があるとは思うが、すでに齢40を超え没落街道まっしぐらだったその容姿は観ていてなんとも痛々しい。また途中、夢の中でドロシーが一人だけで(鎖を解き放って)歌い踊りラブシーンを(代役が)演じる場面もあり、これまたなんとも身につまされてしまう。逆に大いに開き直ってドタバタコメディにしてくれたほうが、まだ救いがあったかもしれない。ラストで困惑した顔でアップになる裁判官の表情は、観ているこちらの表情とまさしくオーバーラップされてしまうのでした。「真面目な」エクスプロイテーションほど始末に負えないという教訓、でしたとさ。ちゃんちゃん。
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