その日暮らしの記
ぼやき日記

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アリス・スイート・アリス

 ブルック・シールズの映画デビュー作である「Alice, Sweet Alice(1977)」を鑑賞。女手ひとつで二人の姉妹を育てているキャサリンには悩みがあった。妹のほうのカレン(ブルック・シールズ演)は美人で素直でいい子なのだが、姉のアリスは愛想もなく反抗的でたちの悪いいたずらを繰り返す問題児なのだ。彼女としてはどちらも平等に愛しているつもりなのだが、まわりは当然のごとくカレンをちやほやし、そのことによってますますアリスの奇行が目立つことになってしまう。そんなある日、教会で聖餐式が行われることになり、式に参加したカレンが何者かに絞め殺されるという痛ましい事件が発生する。現場近くに姿を現したアリスの手には、何故かカレンの白いベールが握られていた。事件はこの一件だけで収まらず、奇妙な傷害事件が次々と起こっていく。そしてそのたびに目撃される黄色いコートと仮面をつけた少女の姿。それはアリスがいたずらをするときに好んでまとういでたちにそっくりであった。果たして犯人はアリスなのか。それとも……? 
 これを撮った監督がはっきりと「悪い種子」や「赤い影」の影響を受けて作ったと断言しているし、音楽は「サイコ」(ナイフを使うシーンが多いのも関連しているか)を模したものでもある。ストーリーも設定も決して目新しいものではないのだが、全編を通して繰り広げられる奇妙なアングルやカットバックの多種多様ぶりが、観ているこちらを常に不安にさせて、目を離すことができない。そしてそれぞれの殺人場面は、スプラッタ映画に見慣れた目から見てもかなりショッキングなものとしてうつるし、さらには不気味で不条理なラストも衝撃的だ。魅せ方とこだわりをもって、傑作にのし上がった作品だと思う。アメリカではリメイクの噂も出ているとか。ぜひとも日本語版DVDも発売希望。
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