その日暮らしの記
ぼやき日記

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休日出勤ふたたび

 はい、また出かけておりました。今後ともこういう業務が増えていく様子。ただ、契約自体もかなり綱渡りなので、どうなることやら。
 デイヴィッド・イーリイ「大尉のいのしし狩り」読了。「ヨット・クラブ」で有名な短編作家イーリイの第二作品集(日本独自編集)。やるせない話が多かったが、止めることができず一気に最後まで読んでしまった。どこにでもいるような人々の肥大化(もしくは突出)したある部分(自意識であったり趣味・嗜好であったりこだわりであったり)が引き起こす悲喜劇が淡々と描かれている。それらを共有する仲間がいれば(「大尉のいのしし狩り」や「スターリングの仲間たち」)これほど強固な結びつきはないが(ただ「大尉」や「スターリング」の側からすれば脅威の対象となる)、理解者がいない場合はなんとも深い孤独の穴が待ち構えている(「別荘の灯」や「いつもお家に」の夫婦間のすれ違いざまを見よ)。そんな中で「グルメ・ハント」の底抜けの大法螺ぶりが(公爵にとっては悲劇とはいえ)、こちらをほっとさせてくれて、さらには作者の技量の高さを感じさせずにはいられない(その他、SF風やどんでん返しも配置されるなど、多才ぶりも目立つ)。広くに読まれてほしい傑作集だと思います。


大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)大尉のいのしし狩り (晶文社ミステリ)
(2005/06)
デイヴィッド イーリイ

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