その日暮らしの記
ぼやき日記

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マーフィー夫人のお尻を楽しいものにしたのはだあれ?

 フレドリック・ブラウン「パパが殺される!(原題 "Mrs. Murphy's Underpants")」を読了。エド・ハンターシリーズの第7作。長編としてはこれが最終作となる(その他短編が2編邦訳済み)。階段から落ちてアバラと大事なトロンボーンを折ってしまった我らがエド・ハンター。自宅のアパートで養生しているところに、幼い少年が忍び込んできた。彼はシカゴ競馬界の大ボス・ドラン氏の息子マイクで、話を聞くとドラン氏が何者かに命を狙われているのだという。マイクは大好きな父親を守るため、エドの所有している拳銃を盗みに来たのである。ドラン氏は確かに外に敵の多い人物ではあるが、マイクの話では殺害計画は氏の屋敷で耳にしたのだという。近しい者の中に犯人はいるのか。それともマイクの単なる妄想なのか。エドはアム伯父とともに調査をはじめるが、そんななかマイクの年の離れた姉アンジェラが二人組の男に襲われる事件がおきて……というストーリー。タイトルに書いた文句は作中でエドとアムが二人で終始やり取りしている言葉遊びの文句。この「マーフィー夫人」をめぐるやり取りが事件の鍵になると思いきや……これがまたなんともかんとも。こういったちっともつながらない伏線や唐突などんでん返しで、まさしく読者を煙にまいてしまう作品。ここまでくると実はブラウンが目指したのは、本格でもハードボイルドでもなく、洒落とジョークを織り交ぜた現代のほら話だったのかも、という見方もあながち間違ってはいなかったりして。ただ、相変わらず邦訳文はガタガタなので、そこはぜひとも修正いただきたいなと思うのであります。
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