その日暮らしの記
ぼやき日記

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もうすこし

 どいつもこいつも勝手なことばかり言いやがって、というわけで。荒れているなあ、私。
Dom durakov(米題:House of Fools)」というロシア映画(フランスとの合作)を鑑賞。監督は「暴走機関車」などのアンドレイ・コンチャロフスキー。時は1996年、第一次チェチェン紛争時。ロシア国境近くの寂れた精神病院が舞台。そこでは患者同士の小さないざこざは起こるものの、ほとんどは皆仲良く陽気に楽しく暮らしていた。患者の一人ザーナはアメリカの歌手ブライアン・アダムスのお嫁さんになるという妄想に囚われた女性。また彼女はいつもアコーディオンを持ち歩き、何かにつけては音楽をかなで、それにつられて患者たちは踊りだす、ということもこの病院では良くある風景であった。だがそんな平穏な毎日が突然終わりを告げる。政府と戦闘を繰り返していたチェチェン人ゲリラの一団が、病院を占拠したのだ。時には銃撃や爆弾が炸裂し、時には空からヘリが墜落するという状況の中、ゲリラと患者たちとの奇妙な共存生活は続いていく。そしてザーナはアコーディオンの腕前を兵士たちにも披露したことが縁で、兵士の一人から結婚を申し込まれるのであるが……というストーリー。ロシア版の「まぼろしの市街戦」と呼ばれる作品。マイペースな患者たちが織り成すユーモアたっぷりの描写と、それを無残に断ち切る現実の戦闘の姿。その硬軟というか緩急のさじ加減が絶妙で、これぞまさしく「映画」の醍醐味をあらわしてくれている。妄想と折り合いをつけながら、強く明るく前向きに生きていくザーナ(監督の妻のジュリア・ヴィソテスカヤ)の姿がまたたまらない。「精神病患者=イノセンス」という風に分けるつもりはないけれど、歌と踊りと笑顔があれば、なんとかなる気にさせられるものですな。もうすこし、いきてきてみましょう。もうすこし。
 はい、続きは予告。日本で上映して欲しいなあ。


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