その日暮らしの記
ぼやき日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ひょっとしたら

 出張とか休日出勤とか言われていて、一応待機していたのだが、午後には特に何もなしとわかる。早速ぶらぶらと外に出てみると、どっかの映画サークルらしき集団が、自主映画の撮影に出くわす。最近の学生映画・演劇の流れってどうなっているのでしょうか。
 「Yの悲劇」を観終わる。いわずと知れたエラリー・クイーン(バーナビー・ロス名義)の代表的長編で、日本でベストテンを行うと必ず一位に輝く作品。本作は(不勉強で知らなかったのだが)日本に舞台を移し、翻案されたミニドラマシリーズで、フジテレビの50周年記念としてこのたびDVD化されたもの。監督は「北の国から」で知られる杉田成道、脚本は清水邦夫、主演は石坂浩二という顔ぶれ。どういう経緯でこのドラマが作られたか背景もわからないのだが、フジは昔からこういう奇妙なドラマ(もちろんホメ言葉)を単発でよく作っているよなあと思ったりなんだり(余談だが「横溝正史シリーズ」や「土曜ワイド劇場」の開始は前年の77年、この年には9月に西村京太郎の「消えた巨人軍」が作られたりもしているし、ここいらのミステリドラマ製作の波が来ていたのかもしれない)。さて内容の方はというと、いかにも日本的なベタベタした人間関係や登場人物描写のくどさ(オリジナルキャラにその傾向が強い)が鼻につき、展開もどうも試行錯誤を繰り返しているように見えたのだが、後半の3話で次々に事件の背景や秘密が明らかにされていくくだりでは、いつのまにか手に汗を握って画面から離れられなくなっていた(特に第5話のラストで真犯人が判明する場面は、「ここでそうきたか」とまさしく膝をうちました)。舞台劇の終演を模した主人公の退場シーンも見事にはまっている。そうみると、作り手側は実はもっとドライにドラマを構築したかったのかもしれない。でも日本ではそれやるのは(今も昔も)難しいのが、ちと残念ではあります(下世話な登場人物を増やしたり、お笑いに走ったり…どうも卑下しているように感じるのは私だけか)。とまれ、本作は観て損はない佳作だと思います。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

プロフィール

geshicchi

Author:geshicchi
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。