その日暮らしの記
ぼやき日記

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しこたま

 小指を角っこにぶつけてのたうちまわるむなしさよ。
 「Parasomnia」というホラームービーを鑑賞。古レコードマニアの内気な少年ダニーは、友人の見舞いに訪れた病院で、ローラという美少女の寝顔に魅せられてしまう。彼女はその人生の大半を眠りの中ですごしており、たまに目を覚ますことはあっても、その行動にはどこか危険をはらんでいて、医局でのきつい監視の元で入院生活を送っていた。そんな彼女をモルモット扱いしている病院側の態度に怒りを覚えたダニーは、彼女をこっそりと自分のアパートへ連れ出してしまう。だが、実は彼女に恋していたのは彼だけではなかったのである。怪しげな催眠術で相手の脳波をコントロールし、自らの手を汚さず大量の人間を殺傷してきた殺人鬼バイロン。この男はローラの隣の部屋に隔離されていたのだが、その特殊能力を使い、彼女の夢の世界で彼女をなすがままにしてきたのである。ローラの失踪が、バイロンの新たなる殺人衝動を加速させる。夢の中では彼のとりこになっていたローラは、バイロンの命ずるままに、ダニーのアパートの住人を惨殺するにいたって……というストーリー。いきなりショーン・ヤングが飛び降り自殺するというショッキングな場面で始まるこの映画、雰囲気としては日本のアニメや漫画のそれを感じさせる(まっさきに思い浮かんだのは手塚治虫の「ガラスの脳」だった)。前半の甘ったるいラブストーリー場面から、一気に後半はスプラッターになだれ込むのだが、殺人鬼側も主人公に負けず劣らずのマニアなので、やたらと仕掛けや状況にこだわりを魅せながら彼らを追い込んでいく展開がユニーク(まあちと凝りすぎ詰め込みすぎなきらいはあるが)。ラストもマッチョとは正反対な(これもどこかのアニメで観たような)余韻あふるる〆ぶりを見せてくれている。このムードにのれるかのれないかで、この作品の評価は大きく変わってくるとは思う。自分は、まあなんとか前者だったかなと。何故か日本未公開なのが非常に残念な佳作。
 予告。あと、「パラソムニア」の意味はこちら


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