その日暮らしの記
ぼやき日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

寝入りばなに

 上の方から電話がかかってきて、なんやかやでばたばたし、久々に完徹しちまったよ。結果的にはたいしたことはなくてほっとしたのだが、問題は明けの日も仕事だってことでしたな。前触れもなく、ふっと記憶が飛びまくって往生しました。
 DVDで「高校大パニック+1/880000の孤独」を観る。どちらも石井聰亙の8ミリ時代の傑作。「高校大パニック」は一応長編版も見ているのだが、8ミリ版はこんなに短い話とは思わなかった。だが、余計な部分が切り落とされ、ただひたすらに「暴発」と「狂気」が荒々しく焼き付けられた秀作。で、個人的に衝撃的だったのが同時収録の「1/880000の孤独」。「高校大パニック」の方が「暴発」した後の物語であるとすれば、こちらは「暴発」するまで、を描いた作品。どちらも根底に流れるのは、誰しもがひそかに育みながら、その存在を定義することすらできない「狂気」なのだが、それが「暴発」することによって、ある意味「爽快感」すら感じさせる「高校大パニック」と違い、ひたすら自己が抑圧されていく過程(すなわち「狂気」が膨張していく過程)がじっくりねっちりと描かれる「1/880000の孤独」のやるせなさはいかんともしがたい。そしてさらに「暴発」する相手が権力の象徴たる「大人」の「教師」である前者に対し、後者は弱者たる幼い「子供」であることの違いもあるのだろう。自身の封じ込めてしまった忘れたい過去を蘇らせたとともに、先年の秋葉原の大量殺人事件も思い浮かばせた。ホンマにたまらん傑作、だと思います。


高校大パニック+1/880000の孤独 [DVD]高校大パニック+1/880000の孤独 [DVD]
(2009/03/06)
梅津正信中村ジョー

商品詳細を見る
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

プロフィール

geshicchi

Author:geshicchi
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。