その日暮らしの記
ぼやき日記

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墓標なき墓場

 昨日とは打って変わって自宅でゴロゴロしながら読了。数年前から再評価が高まっているハードボイルド作家・高城高の長編作品。漁船の転覆事故をスクープしながら、言われなき中傷により左遷させられた新聞記者が、数年後事件の関係者が相次いで亡くなった事を知り、改めて事件の真相を探り出そうとするのだが……というストーリー。あくまで淡々と、ドライかつシンプルに物語は進行していき、事件の真相そのものも、あっさりと提示されてしまうのだが、そこにいたるまでの昭和三十年代の北海道の猟師町のその熱気や雰囲気、そこで生きる人々の息吹が行間から十二分に感じられているので、読後はもちろん読んでいる間も心地いい気分が続いていた。この北の町そのものが、主人公と言っても過言ではないような気もする。さらに評価の高い、氏の短編作品もめちゃくちゃ期待してしまいます。


高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)高城高全集〈1〉墓標なき墓場 (創元推理文庫)
(2008/02)
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