その日暮らしの記
ぼやき日記

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ゴーン・ベイビー・ゴーン

 「グッド・ウィルハンティング」「ドグマ」などで知られるベン・アフレックの初監督作品。舞台はボストン。シングルマザーの一人娘の誘拐事件が街をにぎわせていた。私立探偵である主人公は、その母親の兄夫婦からの依頼により、誘拐された幼女の捜索を行うこととなる。やがて調査が進むにつれ、その母親が典型的な薬物中毒者であり、娘から目を離した時間も警察には30分と言っていたが実は2時間以上もあること、さらには愛人と共謀して街の大物売人から売上金を掠め取っていたことまで判明する。今回の誘拐は、その売人からの報復行為であるとにらんだ警察と主人公たちは、彼らと交渉し、盗んだ金を返す代わりに少女の解放を要求するのだが……というストーリー。原作は「ミスティック・リバー」や「シャッター・アイランド」を手がけたデニス・ルヘインの「探偵パトリック&アンジー」シリーズの三作目「愛しき者はすべて去りゆく」(角川文庫)(ちとクサイが映画の方の原題カナ変換よりは百万倍マシ)。ミステリとしてみると、早々にネタは割れるし、いかにも的な伏線の描き方も荒っぽいのであまり楽しめないが、むしろ作り手側が描きたかったのは事の真相がわかった後の展開なのだろう。ここでは主人公はある決断をすることになるのだが、それとその後の顛末について、じっくりかつ丹念に彼を追い続けていく。彼を非難するわけでも賞賛するわけでもなく、ただ事実をありのままフィルムに焼き付けるかのごとくである。それだけなのに手に汗を握り画面に釘付けになってしまった。こういう佳作をDVDスルーにしてしまうのは、なんだかなあ。しかしどうやら最近アメリカで公開された監督第二作「The Town」(原作はチャック・ホーガンの「強盗こそ、われらが宿命」)は、東京国際映画祭でオープニング上映と劇場公開が決まった様子。やっぱりいい映画、考えさせられる映画、刺激させられる映画は(映画に限らずではあるけれど)万人の目にふれてこそ、意味があると思います。

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