その日暮らしの記
ぼやき日記

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ミュンヘンへの夜行列車

 1939年の第二次大戦開戦前夜。ナチスに占領されてしまったチェコスロバキアの著名な科学者が、イギリスへ亡命しようとする場面から映画は始まる。彼自身は無事英国へ渡ることに成功するのだが、博士の娘は収容所へ送られてしまう。だがそこでナチスに反抗的にな青年に出会った彼女は、彼の手を借りて共に脱走することに成功する。ところが実はその青年はナチスの親衛隊員であり、科学者親娘を拉致すべく密命を帯びたスパイだったのだ。娘は英国で新たな支援者と遭遇するのだが、再びナチスに捕らわれてしまって……と言うストーリー。ヒロインはマーガレット・ロックウッド、脚本はシドニー・ギリアットとフランク・ローンダー。さらにはノーントン・ウェインとベイジル・ラドフォードがクリケットマニアの英国人役でそのまま再登場と、ヒッチコックの「バルカン超特急」の続編的な雰囲気を帯びた映画。反抗的なアルチザンと思われた男が、実はナチスの人間であり、そうかと思うとヒロイン親娘に協力する英国人スパイが、ナチスの上官に変装したりといった入れ替わりの妙が楽しい。その他、冒頭のチェコの工場やラストのロープウェイの山頂でのミニチュアセットの精巧さも見所のひとつ。ただ無名時代のキャロル・リードの演出は、ちと冗長過ぎなきらいがあって、そういったシチュエーションや役者のアンサンブル、特撮との兼ね合いなど、うまく生かせてないように思えた。ヒッチコックならもうちょっとサスペンスをうまい具合に盛り上げただろうに(特に後半の電車内でのシークエンスはネタの宝庫だった)と思いましたです。


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