その日暮らしの記
ぼやき日記

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俄-浪華遊侠伝-

 時代劇専門チャンネルで放送されたものをやっと観終わる。幕末から明治・大正の時代を生き抜いた大阪の伝説的侠客・明石屋万吉を描いた司馬遼太郎の原作を、山田太一脚本・林隆三主演で描いた作品。木下恵介アワー枠で放送され、プロデューサーをウルトラマンシリーズの飯島敏宏(演出も)が勤めている。林隆三はこれが初主演作らしい(この翌年にNHKで「天下御免」に出演)。
 原作は未読なのでどこまで原作に沿っているかはわからないが、一人の人間味あふれる人物の破天荒な半生をたどりながら、一方で庶民・町民の目から見た幕末史ともなっている点が面白い(これが後の「獅子の時代」へとつながるのかも)。関西を舞台にしているせいか、主人公・万吉をはじめとして、皆、弁の立つ個性派ぞろいで、個人的には万吉の子分・軽口屋(その名のとおりひたすら口の回る男)役の樋浦勉(いうまでも無く吹替え声優として知られる氏の絶品の口立て)と、のちに万吉を始末せざるを得ない羽目になる一柳藩家老・建部小藤治役の花沢徳衛(その万吉暗殺のための旅籠でのエピソードが、小役人振りを大爆発させて抱腹絶倒!)が良かった。血なまぐさい物騒なエピソードも多いのだが、どこか冷めているというか、いわば自分が自分の人生という舞台にたって演じているのを客席から見ているというか(まさしく俄芝居という言葉がぴったり来る)、常に笑いを持ってひょうひょうと展開していくドラマに目が離せず、13回で終わってしまうには本当に惜しいシリーズだった。テーマソングもCD化していないかな。
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