その日暮らしの記
ぼやき日記

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ジャンゴ 繋がれざる者

 やっと仕事も落ち着き、温泉行ったり古本屋めぐりをする余裕も出てきた今日この頃。映画の方もたまったDVDだけでなく、ちゃんと映画館でみたいなと欲求が高まってきたところに、今住んでいるところの近くに映画館ができたとの知らせが。そこの会員になって割引券を使って、さっそく観に行きましたのことよ。
 「イングロリアス・バスターズ」に続く、タランティーノによる「歴史改変」復讐ムービー。前回はユダヤ人だったが、今回は黒人が主人公。あるお尋ね者の顔を知る者として、ひょんなことからドイツ人賞金稼ぎに拾われた主人公。銃の腕前と度胸だけでなく、実は別の奴隷商人に売られていった妻を必ず取り戻すという、強い「意志」を彼から感じ取った賞金稼ぎは、計らずも協力を申し出ることになる。そしてその奴隷商人が、黒人同士の闘い(殺し合い)の興業を道楽としている男であることを知って、一芝居打つことにするのだが……というストーリー。冒頭から繰り返される独特のユーモアと掛け合い(C・ヴァルツ最高!)、さらに容赦ない息をつかせぬバイオレンス描写、マカロニ・ウエスタンはもちろん、ブラック・ムービーやその他のエクスプロイテーション映画(Bムービー)における大小のネタを、縦横無尽に織り交ぜながら、3時間近くを少しも飽きさせることなく、大いに楽しませてくれた。
 近年のタランティーノ映画としては、ストーリーや展開などもオーソドックスでわかりやすい反面、悪役(ディカプリオやS・L・ジャクソン)の描き方(退場のさせ方)や、受け身に回わってばかりの妻(K・ワシントン)の弱さ(P・グリアや前作のM・ロランの大活躍ぶりを見ているのでなおさら)などが気になるところではあったけれども、タランティーノはだれにもまねすることのできない、唯一無比の最強の映画作家であることを、さらに印象付けた素晴らしい作品だった。しみじみ。
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