その日暮らしの記
ぼやき日記

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天気のいい日は

 お洗濯。これ常識。
 ヘンリー・スレッサー「最期の言葉」読了。まあほとんどが既読のものだったということもあるが。どうもあまりひねりの少ない作品がちと多いかな。年代的にもバラバラのようだし。未読のものだったやつでは、「ダム通りの家」(直訳だがひねりがなさすぎ)が良かったかな。
 上記については別ページでも書くつもりなので、続きは他に読んだ本について。
 自宅を光に変えてから、ネットサーフィンも頻発。その中で見つけたサイトで紹介していたジャッキー・フレンチ「ヒットラーのむすめ」を読む。オーストラリアの田舎町。長引く雨の中、スクールバスの到着を待ちわびている子供たちが始めた「お話ゲーム」。いつもは荒唐無稽な物語を話し合っていたのだが、ある日その中の一人アンナが奇妙な話をし始める。それはあのヒットラーの娘、ハイジという少女の物語だった……という児童向けの作品。アンナの語るハイジの数奇な運命と、その話を聞いて「ヒットラーのような人間がなぜ存在していたのか」「ヒットラーの子供として生きることはどういうことなのか」「自分がもしヒットラーのような人間の子供だったらどうだろうか」などと悩む感受性の強い少年マークの日常がカットバックのように描かれていく。彼はいろいろな疑問を両親や大人たちに問いかけるが、相手にしてくれる者は誰一人としていない。この小説の中でもその答えは明確にはされず、やがてマークや読み手である自分の疑問は、「なぜアンナはこのような話をはじめたのか」というものへと移り変わっていく。即興の話とは思えないほどリアルなその物語を、凛として語り続けるアンナの姿には憧憬の念すら感じてしまう。そして意外な真相が待ち受けるのだが……。あちこちの書評とかを見てみると「子供には難しい」云々とかと書いてあったのだが、物語の背景となる「戦争」や「善悪」や「世間」というものを、日ごろから押し付けではなくしっかりとかつさりげなく教え示していればいいんじゃないのかな、と思ったり。まあ理想も入っていますけどね。オススメ。


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